今日から始めようオリーブオイル生活!有効な摂取方法、注意点も
皆さん、油のイメージといえば、
- 太りそう
- 健康に悪そう
- しつこそう
そんなマイナスのイメージをお持ちの方がほとんどではないでしょうか?
でも、
『オリーブオイル』のイメージは?
と言われたらどうでしょうか??
もちろんオイルの名前が付いている通り油の一種ではあるのですが、オリーブオイルのイメージになると、
- 健康に良さそう
- 美容に良さそう
- 肌に良さそう
- ダイエットに使える
- コレステロール対策
などなど、
いいイメージを沢山お持ちではないでしょうか?
『油』と『オリーブオイル』って同じ油分なのに全く対極のイメージを持たれがちですよね。
意識的に『オリーブオイル』を摂取している方も多いかと思います。『オリーブオイル』を飲んでいるなんて方も少なくないのではないでしょうか?
なぜこの様な事になるのでしょうか?
普通の油と比べて何がどう違うのか、せっかく『オリーブオイル』を摂取するのであればより有効に健康的に使いたい所。
もしかしたら今の摂取の仕方では『オリーブオイル』の効能を半分も活かせてないかもしれません。摂取するからには有効に体に取り入れましょう。
今回は『オリーブオイル』の効能と注意点をまとめてみました。
日常で『オリーブオイル』を摂取している方も、これから摂取しようとしている方も必見です。
そもそもオリーブオイルって
オリーブオイルはその名の通り『オリーブから抽出した油』です。要するに植物油の一種になる訳です。大きな括りではサラダ油なんかと同じ部類になります。
他の植物油との最大の違いは精製方法です。
数ある植物油の中で、生のまま搾って利用できるのはオリーブオイルだけとされています。
ここが最大の違いです。
脱ガム処理、熱処理、脱臭といった通常のサラダ油が通る精製過程を必要としないので、豊かな香りや風味、健康にいい栄養素を壊すこと無く保つ事が出来るのです。
主成分のオレイン酸
オリーブオイルが健康にいいとされる最大の理由は主成分がオレイン酸だからです。オリーブオイルの中にある脂肪酸の70%〜80%がオレイン酸が占めています。
オレイン酸の特徴は
- 酸化しにくい
- 固まりにくい
- 善玉コレステロールは減らさずに悪玉コレステロールは減らすとされている
地中海沿岸の地域の人達が多くの脂肪分を摂取しているのに冠状動脈性心疾患の患者が少ないことから注目され始めました。
酸化しにくいので成分が劣化しづらく、固まりづらいのでサラサラの油が体内に吸収されるのです。そして悪玉コレステロールを減らす効果により動脈硬化の対策にもなるとされています。
オリーブオイルの効能、効果
オリーブオイルの摂取によってどうような有効な効能、効果があるのかをご紹介すると。
ダイエット
- コレステロールを減らすことにより脂肪が付きづらくなる
- 他の油の代用にオリーブオイルを使う事により中性脂肪が下がる
- インスリンの分泌量が抑えられる事により糖が脂肪に変わるのを調節してくれる
便秘
オレイン酸には整腸作用もあり、便秘や下痢にも有効です。
体質によっては下痢は起こるようですが。
美肌
人間の皮脂の主成分はオレイン酸です。
肌に塗っても効果があるとされていますが、口から摂取をしても保湿などの効果があり美肌に繋がります。
白髪
白髪に悪影響のある活性酸素を除去するオレイン酸、ビタミンEが含まれています。
4点にまとめてみましたが
オリーブオイルが体にどう有効に働くかはここでは上げきれないので、医学的に曖昧な情報は省き、代表的なものを上げてみました。
注意点は??
せっかく健康の為にオリーブオイルを摂るのであればより有効に摂取しましょう。
摂り過ぎ注意
厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』というものがあります。
オリーブオイルは一価不飽和脂肪酸という部類に分けられているのですが、特に摂取量への基準はありません。ただアメリカの基準では、冠動脈疾患認められており1日大さじ2杯が限度とされています。
冠動脈疾患は先ほどの地中海沿岸の地域の話と異なってきますが、
体にいいからといってなんでも摂り過ぎればいいって事ではない。
という事でしょう。
油を大さじ2杯。30cc。オリーブオイルとはいえそれ以上は摂取をしない方がいいようです。
カロリーオーバー
オリーブオイルも油である以上、カロリーを多く含んでいます。
摂り過ぎてはカロリーオーバーとなりダイエットにも逆効果となりますので、摂取量に気をつけて毎日コツコツ積み重ねていきましょう。
胃が荒れる
何でもやり過ぎてしまう人って居ますよね。
いい言い方をすれば頑張り過ぎてしまう人ですが。
オリーブオイルを摂取し過ぎてしまうと、胃が荒れたり、胸焼けが起きたりしてしまいます。
こうなったら自然治癒より内科に行くことをお勧めします。
以上3点に注意点をまとめてみました
読んで頂ければお気づきかと思いますが、オリーブオイルがマイナスに働いてしまうのは共通して、摂取をし過ぎてしまうと起こるということです。
先程も強調しましたが、要するに
適量を考えて摂りましょう
という事になります。
保存方法
保存の仕方はポイントさえ抑えておけば難しくありません。
簡単にまとめると以下の三点。
- 高温になる場所を避ける
- 直射日光を避ける
- あまり冷やしすぎない(冷蔵庫など)
高温や紫外線は劣化が急激に進みますので気をつけましょう。冷やすと成分が結晶化し、せっかくの香りが飛んでしまいます。
保存状態によっては1年〜2年持ちますが開封後は風味が徐々に落ちていきますので早めに使い切りましょう。
摂取方法
摂取方法は多種多様さまざまな方法があります。
代表的なのをいくつか上げると。
飲む
健康の為、ダイエットの為、直接飲む人も増えています。
食事の1時間前に飲むと満腹中枢が刺激される作用があるのでダイエットの為に飲む人は食事の1時間前がお薦めです。
サラダ油の代用品
これはもうイタリアの発想です。
イタリアでは炒めものには『サラダ油』ではなく『オリーブオイル』が多く使われます。『サラダ油』の代用品として『オリーブオイル』を使えば自然と摂取量が増えます。
何にでもかける
こちらも手軽な摂取方法。
サラダにかけてもいいし、モッツァレラとトマトなんかも王道ですね。
ピザでも豆腐でも割りと何にかけても合います。油なのにしつこくならないので使いやすいですね。
まとめ
オリーブオイルって基本的に良いことだらけですね。
人間にとって有効な成分を多く摂取でき、なにより手軽!手軽さが無くては何でも継続って難しいですからね。
今まで何回もダイエットに失敗してきたという方も、美容の為に何か始めたいけどなかなか踏み込めないという方も、便秘が酷い方も、オリーブオイルなら今日からでも気軽に始められますよ!
是非、一度試してみましょう。