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ダルビッシュ投球再開 年齢別トミー・ジョン手術成功率とは?

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トミー・ジョン手術を受けたダルビッシュ投手が来週にも投球を再開する見通しだとレンジャーズのブレーク広報部長が明らかにしました。

当初は11月とも12月とも言われていたので順調に回復してきているということでしょうか。頼もしい限りです。
このまま順調にいけば来季の開幕にも間に合うかもしれないですね。

ダルビッシュ投手といえば日本野球でまさに無双状態でした。
防御率1点台が当たり前というような圧倒的な成績を残し、日本では「今日はダルビッシュだから打てない」との声も本人に届くようになりメジャーの世界に挑戦したんだとか。
勝負の世界に身を置きたかったんですね。

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トミー・ジョン手術 成功率とは?

トミー・ジョン手術とは

・損傷した肘の靭帯に、別の筋肉から正常な腱を移植することで回復を図るという手術のこと。

・発案者はフランク・ジョーブ博士で、パワフルプロ野球に出てくるダイジョーブ博士のモデルにもなっている。

・名前の由来は最初に手術を受けたのが「トミー・ジョン投手」であったことからついた。

トミー・ジョン投手が手術を受けた当初は成功率1%以下とされていたが、そんな中でトミー・ジョン投手は復帰後3回もシーズン20勝以上のを果たすなどみごとなカムバックを果たしました。
結果トミー・ジョン手術」という名前で世に知れ渡り広がっていきます。

現在トミー・ジョン手術の成功率は90%近いとされています。そして10%の選手は復帰出来ないとされています。
メジャーだけにしぼると成功率は80%になります。

本当の成功率とは

90%近いとされる成功率のなかで実際に本当の復帰を果たしたといっていいのが手術する前の成績にどれだけ近づけたかが一つの基準になるかと思います。

過去900回以上おこなわれてきたトミー・ジョン手術の中で若ければ若いほど復帰後も活躍出来るというデータが出ています。
25歳以下になるとかなり成功率があがり、手術前以上の成績も望めます。
特に、20歳前後の選手は手術前より球速があがったりすることもよくあるようです。

過去にトミー・ジョン手術を受けた日本人のその後の成績

トミー・ジョン手術を受けた日本人は50人を越しています。

有名な選手でいうと村田兆治さん、桑田真澄さんなど名だたる有名選手が手術を受けていますが、手術前と同等かそれ以上の成績を残している人は2割ほどの選手に限られます。
年齢とともに成績が落ちていくのは手術を受けなくても一緒なので一概にデータを見て落ちているとも言えませんが。

日本人では館山投手、田沢投手の2人の復帰後の成績が抜きん出ています。
共に23歳の時に手術を受けており、より若いうちに手術を受けたほうがその後の活躍に繋がるのは間違いなさそうです。

復帰後の見違えるような体格

見違えるような体格になって復帰を果たす選手が見受けられます。
日本人でいうと田沢投手です。ムキムキです。

若いうちに手術を受けたからみごとに復帰できたというだけではなく、どんなリハビリ生活を送り、どんなトレーニングを積んだかによっても今後が左右されるようにも感じます。
投球練習を出来ない中でも今後に繋がるトレーニングを積み、努力をした結果が今に繋がっているのでしょう。
田沢選手は球速も復帰後のほうが早くなっているので。

まとめ

ダルビッシュ投手の手術を受けた年齢が28歳ということもあり今までと同等の成績を収めるのはなかなか難しいかも知れませんが、ストイックにトレーニングをしている事も有名ですしきっと田沢投手のように体を仕上げて復帰をしてくれると思います。

また日本人がメジャーを力でねじ伏せていくような圧巻の投球を見てみたいですね。

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