【お酒で赤くなる理由】赤くならない方法!強くなるとガンのリスク?
「お酒は飲むけど、顔は真っ赤になる!」
という人、意外に多いですよね。
皆様はどうですか?
この記事にたどり着いた人の多くはアルコールで赤くなる人かもしれませんね。
ちなみに、こちらの記事を書いている私も真っ赤になります(^_^;)
ビール1杯で赤くなります(^_^;)
少しの量で赤くなったりするので、どうしても周りにイジられてしまったりと恥ずかし思いをするんですよねぇ。
特に初対面の人と飲む機会があると気を使われたりと。。
「大丈夫ですか?」
「いや、いつも通りなので気にしないで下さい(^_^;)」
このやり取りを何回してきたことか。。
そこで今回は、赤くなる理由の紹介と、どうにかしてこの赤くなるのを抑える方法がないものかと調べてまいります!
そもそもなぜ赤くなるの?
“赤くなるほうがお酒に強い”
なんていう説が流れていた時期もありましたが、基本的にそんなことはありません。
お酒を飲むと顔が赤くなるのは、体内に入れたアルコールを分解する能力が低いからです。
アルコールを飲むと、肝臓でアセトアルデヒドに分解されます。肝臓の機能に問題がない限りこの段階での差はほとんどありません。
しかし、アセトアルデヒドはさらに分解されます。
このアセトアルデヒドを分解する際に必要な酵素(ALDH2)が遺伝子的に強いか弱いかで、赤くなるかならないかが決まります。
もっている分解能力が高いか低いかは両親からの遺伝により決まる為、赤くなる体質を劇的に改善するようなことは出来ないんだそうです(-_-;)
※体質の改善ではありませんが、赤くなりづらい方法を後半に書きます。
生まれた瞬間に、お酒に強いか弱いかが決まっているのですね。
両親がお酒に強い場合は、お酒に強い事が多く、逆に両親がお酒に弱い場合は、お酒に弱い事が多いという事になります。
九州や東北に、お酒に強い人が多いのは遺伝子が関係しているようです。
「お酒に強くなった!」
という発言をよく聞きますが、赤くなる体質自体を変える事は出来ないようです。
↑
この発言をしている人は危険です。後半で理由を書きますので最後までご覧下さい。
日本人の半分は弱い
赤くなるのが嫌だ!
という理由でこの記事を読んでいる人が多いかと思いますが、実は日本人の半分は、アセトアルデヒドを分解する酵素が遺伝子的に弱い人なのです。
「赤くなる人、半分も居ないじゃん!!」
と、思われるかもしれませんが、お酒に弱く赤くなる人の多くはお酒を敬遠しがちなのでしょう。
私も実際にその一人です。
出来るだけ飲まないようにしています。
ちなみに、お酒に遺伝子的に弱いのはモンゴロイド(黄色人種)特有のものだそうです。
突然変異的にALDH2の活性を無くしてしまった人が現れ、時代と共にその遺伝子が広がっていったとされています。
その為、黒人や白人の人たちには、ALDH2の低活性型の遺伝子は存在しないそうです。
飲む人種だから強くなったとかではないのですね。
遺伝子的に強い弱いがあるのです。
体調がいいと体の働きもいい?
「いつもと同じ量を飲んだけど今日は赤くなってない」
時にはこんなこともありますよね。
私にも時々あります。
顔が赤くなる体質なのに赤くならないのがいい状態なのかは分かりませんが、睡眠をしっかり取り、疲れも溜まっていない時に多いように感じます。
体調のいい時は肝臓など体内の働きもいいのかもしれませんね。
オルチニンの働き
アセトアルデヒドを分解する能力が高ければ、顔が赤くなりづらくお酒に強い体質ということになりますね。
オルチニンという言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。
肝臓にいい働きをすることで有名ですね。
このオルチニンを摂取すると、アセトアルデヒドも素早く分解してくれるので、お酒に少しだけ強くなります。
しじみやチーズなどに含まれているとされていますが、十分な量を食材から摂るのは難しいです。
その為、サプリメントなどが多く販売されています。
赤くなる事に悩んでいる人は一度お試しください。
少しでも赤くならない為に
先ほどの体調を整えるのと、オルチニンも手ですが、その他の部分で考えてみましょう。
- 事前にウコンを飲む
- 事前に胃に粘膜を張る為に牛乳を飲む
- 体の許容範囲を考えゆっくり飲む
- アルコール以外の飲み物も注文し合間に飲む
- チーズなど乳製品をつまみにする
事前に牛乳を飲んだり、ウコンを飲んだりするのは簡単に出来そうですね。
ただ、上記にも書いたように基本的には体質が関係しているので、100%の確立で防ぐことは出来ません。
それでも赤くなる確立を減らしたり、軽減に繋がるのは間違いないでしょう。
アセトアルデヒドは発がん物質
「顔が赤くなる体質だけど毎日飲む!」
周りにこんな人が一人は居るのではないでしょうか?
実はあまり良くないんだとか。。
先程、出てきた赤くなる原因のアセトアルデヒドは発がん性の物質なんだそうです。
その為、お酒に強くしっかりと分解出来る人に比べて赤くなる体質の人は、がんのリスクが高くなります。
お酒を控えるのって難しいかもしれませんが、徐々に飲む量を減らしたほうがいいのかもしれませんね。
健康第一です。。
まとめ
いかがでしたか?
改善方法をいろいろと書きましたが、効果のある方法は人それぞれかと思いますので、いろいろと試してみて下さい!
にしても、日本人の半分は、お酒に弱い体質だったとは。
少し安心出来ますね。