【足の裏が痛い原因病気】土踏まず痛み改善方法、病院行くなら何科?
「足の裏が痛い!!」
誰でも一度は経験がありますよね。
足の裏の嫌な痛み。
- 激しい痛み
- 歩くと少し気になる痛み
痛みの種類はいろいろとありますが、足の裏の痛みの場合、骨に異常があるというのは稀です。
多くの場合は、筋肉の異常であったり、炎症などを起こしている為におこる痛みです。
「足の裏が痛い」というと、周りからはあまり心配をされなかったり、軽く見られてしまいがちですよね。
でも、本人にとっては断続的に痛みがあるし、何か重い病気だったらと心配になってしまうものです。
それに、“痛み”は体が発しているサインですので、そのままにしておくのは得策ではありません。
足裏の代表的な病気や土踏まずの痛みの改善方法をご説明しますので、ご自身の症状と照らしあわせてみて下さい。
足の裏が痛い原因
足底筋膜炎
足の裏の痛みの原因として一番考えられるのがこの“足底筋膜炎”です。
土踏まずの痛みの原因のほとんどがこの病気とされていますので、のちほどの項目で症状や改善方法をご紹介します。
モートン病
足に合っていない靴やハイヒールなどを履いていると、足の指の付け根などに、痺れや痛みを伴ってきます。
女性の方は特に、このモートン病が原因の可能性が考えられます。
タコ、魚の目
足に合っていない靴や、インソールが硬い靴などに多く起こります。
足の裏が断続的に擦れる事により皮膚が固くなっていき、タコへと変化していきます。
表面だけでなく内部まで進行する魚の目は治すのが困難になってきますので、そうなる前に靴を変えるなどの対策を打ちましょう。
足底線維腫
足底筋膜炎と症状が似ている為、間違われがちですが、足の裏に腫瘍が出来る足底線維腫という症状もあります。
足の裏に痛みがある場合はご自身で触って確認をしてみて下さい。
土踏まずにしこりがある場合は、足底線維腫である可能性が高いです。
発症する原因は分かっていませんが、自分自身で治すのは困難となってきますので病院へ行きましょう。
足底筋膜炎
足の裏の痛みで最も多いのは、足底筋膜炎です。
足底筋膜炎について詳しくご説明します。
足底筋膜炎の症状
足底筋膜炎の症状として代表的なものをご紹介しますので当てはまるものがあるかどうかを確認して下さい。
- 朝起きて歩き出すと痛い
- 歩いていて足を付けた瞬間が痛い
- 足の裏がつっている感覚によくなる
- 動いていない状態から歩き出すと痛い
いずれかに当てはまるようでしたら足底筋膜炎の可能性が考えられます。
足底筋膜炎の起こる理由
足底筋膜炎になる原因は、筋膜に負担をかけていることにあります。
名前の通り、足の底の筋膜が炎症を起こした状態なのです。
運動不足の人が運動をしたり、靴を変えたけど合わなかった時などに起こります。
それ以外にも、足の怪我が原因などで、普段と違った歩き方をしたりするなど、いずれにしても足の裏に負担をかけた場合には起こりえます。
足底筋膜炎の改善方法
自分自身で治す
足の裏に痛みを感じたら悪化させてしまう前に改善していきましょう。
基本的には“足の裏に負担をかけない”という事ですが、下記の項目を試して下さい。
- 足に合った靴に変える
- 柔らかい(ジェル状などの)インソールを入れる
- マッサージをしてほぐす
- 普段からストレッチをする
- 足の裏に負担をかけるスポーツ(バスケなど)を控える
自身に合ったやり方が見つかればすぐに治るケースもあります。
痛みが続くようなら病院へ
痛みが和らぐことがなく続くようでしたら病院へ行きましょう。
場合によっては手術の可能性も出てきますので、痛みが強かったりした場合はあまり我慢しないように早めに病院へ行くことをお勧めします。
何科に行くかで迷ってしまうところですが“整形外科”へ行きましょう。