【ゲップが止まらない原因】よく出るのは病気?ストレスとの関係とは
普段ゲップが出てもあまり気に留める機会はありませんよね。生理現象であり、出ても当たり前のものと理解してしまいます。
でも、“今までよりゲップの回数が増えてきた”と違和感を感じている人は病気かもしれませんよ?
「なんか(最近)ゲップがよく出るなぁ」
そんな違和感を感じてこの記事に辿り着いた方は、この記事を読んで病気のリスクを考えてみて下さい。
そもそもゲップの出る理由は?
炭酸飲料を飲んだり、食事をした後などによくゲップが出ますよね。
これは、胃にある空気が食道を通り口から外に出る現象です。
日常の中でよくある、ごくごく普通の現象ですね。
胃の中には、一定量の空気が常に入っており、食べたものを効率よく消化する働きや、胃の大きさを保つなどの役割があります。
食道と胃のつなぎ目には『弁』が存在しており、胃液が上がってこない為のダムのような働きをしてるのですが、胃の中で一定量を超えた空気やガスはこの弁を押し開き排出されゲップとなるのです。
つまり、ゲップが多すぎたりしない限りは、ゲップは人間の体に必要な機能で生理現象の一つとなります。
ゲップが多く出る時に考えられる病気
通常より多くゲップが出たり、出方に違和感を感じている場合は病気の可能性も考えられます。
考えられる病気や症状をご説明しますので違和感を感じている人は当てはめてみて下さい。
逆流性食道炎
ここ数年、テレビで取り上げられる機会も多い逆流性食道炎ですが、ゲップの回数にも影響を与えます。
- 胸焼け
- 胃酸が上がってくる(口の中がすっぱくなるなど)
- 胸痛
このような症状とゲップが増えた場合は、逆流性食道炎を疑う必要があります。
ガンにも繋がりかねないとされているので、上記の症状に当てはまる場合は、お早めに病院で診察をしてもらいましょう。
胃酸過多症
胃酸過多症はその名の通り、胃酸が出すぎた状態を表す言葉です。
- 口臭
- 吐き気
- 胃痛
- 胸焼け
胃酸過多症の人は、通常では食べ物を胃に入れた時にしか出ない胃液が常に出ている状態となっています。
原因として考えられるのが、
- カフェインやアルコールなど胃に刺激のあるものを摂り過ぎている
- ストレスを溜めすぎている
などが考えられます。
カフェインやアルコールを摂り過ぎていて、上記のような症状のある人は摂取を出来るだけ控えましょう。
ストレスも大きな要因となります。
ストレスを抱えると胃が痛くなるという人が居ますね。ストレスにより交感神経が働き、交感神経を調節するために副交感神経が働きます。副交感神経は働くと胃液の分泌へと繋がり胃酸過多症へと繋がっていくのです。
ストレス発散方法があると改善に繋がっていきます。
難しい場合は、病院へ行きましょう。
この症状は、薬により大きく改善する事が多いです。
空気嚥下症
- ゲップが出る
- お腹が張る
この症状が出が場合、空気嚥下症(くうきえんげしょう)の可能性があります。
この症状は日本人の多くに見られる症状です。
食事などの際に多く空気を取り入れてしまうという症状なのですが、早食いの人や精神的に不安定な人に多いとされています。
早食いの人は、食事方法の改善が一番いい方法となりますが、精神的な部分が原因の人は病院で相談しましょう。
精神的なストレスを抱えていると、通常より多くツバや、ツバと共に空気を胃に入れてしまうのです。
まとめ
いかがでしたか?
当てはまる部分はありましたか?
何気なくしているゲップが病気だったら怖いですよね。もし当てはまる部分がある場合は改善方法を試すか、病院へ行きましょう。