【加湿器フィルター掃除方法】重曹じゃダメ。クエン酸で洗浄!
冬はどうしても乾燥してしまいがちですね。
空気の乾燥は、風邪の原因や、喉のイガイガ、お肌の乾燥にも繋がってしまいあまり生活する上でのメリットはないんですよね。
そんな時に活躍するのが“加湿器”の存在です。
安い製品は5000円ほどで買えますし、手軽に乾燥対策ができます。
秋から冬にかけての乾燥しやすい季節は、加湿器がかかせないという人も多いかと思います。
そんな加湿器ですが、フィルター掃除はちゃんとしていますか?
加湿器のフィルターには、白い物体が付いてしまうんですよね。
この白い物体、けして侮ってはいけません!
放置しておくと、加湿能力の低下や、機械の故障にも繋がってしまいます。
そこで、今回ご紹介するのは加湿器フィルターのお掃除方法についてです!
フィルター掃除にはクエン酸?重曹?
テレビなどでも、よく紹介されているお掃除アイテムのクエン酸と重曹。
加湿器のフィルターを掃除しようとした時、どちらを使うべきか迷ってしまうかもしれませんが、加湿器のフィルター掃除に適しているのはクエン酸です。
加湿器のフィルターに気がついたら付いているあの白い物体の正体は、水に溶け込んでいたカルキなどの物質(ミネラル分)が分離し白く固まったものなのです。
こびり付くとなかなか除去できないやっかいなアルカリ性の汚れとなります。
アルカリ性の汚れを落とすには、酸性の物質が有効な手段となってきます。
そこで登場するのが酸性の性質を持つ、クエン酸です。
メーカーによっては、取扱説明書にも『クエン酸を使用して下さい』と書いてありますので安心して使う事が可能です。
クエン酸の使用方法
使用方法は簡単です。
一番効率がいい方法は、“つけ置き洗い”です。
1,まず、バケツなど、フィルターを浸け込むのに適した大きさの容器を用意して下さい。
2,そこにぬるま湯を入れます。
3,湯の量に応じて、クエン酸を入れます。3リットルに対して大さじ2杯ほどの割合です。
4,そこにフィルターを浸け込みます。浸ける前に軽く汚れを洗い流しましょう。
5,1時間ほどすると、目に見えて汚れが落ち始めます。
6,目に見えて落ち始めたら、フィルターを取り出し、クエン酸の成分が残らないように、しっかりと水で洗い流しましょう。
時間で見ると1時間以上の工程となっていますが、基本的には浸け置くだけといった感じで簡単に出来ますよ。
そしておどろくほどの効果があります。
重曹じゃだめなの?
うちには重曹しかないけど重曹じゃだめなの?
といった意見もあるかと思います。
重曹の成分は、弱アルカリ性です。
ここに大きな違いがあります。
クエン酸は酸性ですので、効果のある汚れが、重曹とクエン酸では違ってくるのです。
重曹は、台所周りの油汚れなど酸性の汚れに強く効果的です。
重曹には研磨効果があります。
重曹で加湿器のフィルターを掃除しようとした場合、ゴシゴシと研磨の力を活かした形で擦れば落ちるかと思いますが、労力が必要ですし、フィルターも傷んでしまう可能性がありますので、あまりお勧め出来ません。
重曹とクエン酸は用途に応じて使い分けましょう。
お値段も安いしお勧めですよ。