【卵酒は子供でも飲める?】風邪への効果や簡単レシピ。ミルク卵酒も
“風邪を引いたら卵酒を飲む”
日本で卵酒は、昔から妙薬として親しまれてきましたね。
体も温まるし、あの優しい口当たりと甘さは、風邪を引き始めた体を癒やしてくれます。
いきなり薬を飲むのには抵抗があるという人も多いので、今でも昔と変わらず風邪を引いた時の定番の一つとなっています。
ところで、お子さんのいるご家庭で1度は、
「卵酒は子供が飲んでも大丈夫なの?」
という疑問を持ったことがあるのではないでしょうか?
そこで今回は、子供に卵酒を飲ませる際の注意点や、卵酒の効果や簡単でおいしい作り方をご紹介します!
子供に飲ませて大丈夫なの?
卵酒を幼いころに飲んだ事があるという人も多いのではないでしょうか?
日本では昔から風邪を引いた時の定番ですからね。風邪を引いた時に親が作ってくれたから自分の子供にも作ってあげたいという人も多いはずです。
卵酒のかんたん美味しいレシピ(まずは大人用)
材料
日本酒1カップ(200CC)
卵1個
砂糖もしくはハチミツでもOK 大さじ1(甘いのが好きな人は多めに)
作り方
1,卵をよくかき混ぜて、そこに砂糖もしくはハチミツを入れる。
2,日本酒を沸騰しない程度に温める。
3,1に2を少しずつゆっくりと入れ混ぜあわせる。
ポイントは、日本酒に卵を入れるのではなく、卵に日本酒を入れていくという部分です。
日本酒にいれてしまうとタンパク質が凝固してしまい、口当たり滑らかな卵酒になりずらくなります。
作り方はすごく簡単ですね。
材料があれば5分ほどで出来てしまいます。
日本酒をゆっくり加える工程をしっかりとすると、ふわふわの卵酒が完成となります。
ただ、お子さんに作る場合はこのレシピではアルコールが残ってしまいますのでNGです。
お子さんに作る場合はアルコールをしっかりと飛ばす必要がありますね。
日本酒を2分ほど加熱しアルコールを飛ばして、卵と混ぜても固まらない程度の温度まで下がってから卵と混ぜましょう。
でも、卵酒ってお子さんには、なかなか飲みづらい味だったりするんですよね^^;
そこでお勧めなのがミルク卵酒です。
ミルク卵酒の簡単おいしいレシピ(子供用)
材料
牛乳100cc
日本酒100cc
卵1個
砂糖もしくはハチミツ 大さじ2
作り方
1,卵をボウルに入れしっかりと泡立て、そこに砂糖もしくはハチミツを入れる。
2,鍋で日本酒を2分ほど沸騰させ、そこに牛乳をいれ50度ほどに温めます。
3,2を1に入れ、しっかりと泡立てて完成。
ポイントは、しっかりと泡立てる事です。
しっかりと泡立てる事により、ミルクセーキのようなふわふわな仕上がりとなり、お子さんも美味しく喜んで飲んでくれるはずです。
牛乳を加える事によって栄養もしっかりと補給できますので風邪には打ってつけですね。
卵酒の効果って本当にあるの?
風邪を引いたら卵酒を飲むというイメージはあるのですが、そもそも本当に風邪に効果があるのか疑問ですよね。
卵白には“塩化リゾチーム”という成分が含まれています。この塩化リゾチームには殺菌作用があるので、風邪にも効果があると言われています。
ただ、あくまでも民間療法です。殺菌作用は治療の域ではないとされています。
でも、昔から風邪の時に飲むものとして愛されてきたのには理由があります。
- 体を温めるのは風邪に有効
- 風邪を引き失った水分を補給出来る
- 温まる事によって寝付きが良くなる
- 卵には体に必要な必須アミノ酸が入っている
- 作ってくれた人の愛情が伝わる
医学的根拠がそこまで無かったとしても、これだけのメリットがあれば十分作る価値はありますよね。5分ほどで簡単につくれますしね。
まとめ
上記にも書きましたがあくまでも民間療法になります。
高熱が出ている場合などは医療機関へ行きましょう。卵酒を飲んだ後に行くと、お酒臭くて変な目で見られてしまいますからね。
風邪の引き始めなどにお薦めです。
卵酒を飲んでゆっくり休みましょう。
風邪の際はこちらの記事もお薦め
【風邪なのに熱が出ない】だるい・喉の痛み鼻水の理由や原因、治し方