野球 意外と知らないセーブ条件 セーブがつく?つかない?
知っていますか?セーブの条件
意外と完璧に知ってるひと少ないかもしれません。実際、私も野球好きを自負してきましたが今回調べてみてそんな場面でセーブがつくの?!と思うような部分がありました。
早速ですがセーブのつく条件です。
1、登坂時のリードが3点以内、最低1イニングを投げること
2、走者がいる場合、迎える打者2人にホームランを打たれたら同点もしくは逆転される場合で登板
3、得点差に関係なく、最低3イニングを投げた場合
野球好きな人からしたら、当たり前だよ!そんなこと語るなよ!と言われてしまいそうですが、、毎日試合結果を確認しているので3点以上の点差があってもセーブがつくということは気が付いてはいましたが正直2と3の条件は曖昧な知識でした。。
そもそも日本でセーブが記録されるようになったのは
日本でセーブが公式記録として採用されるようになったのは1974年、最多セーブ記録は星野仙一10セーブ、佐藤道郎13セーブ。今と比べるとだいぶ少ないですねー。星野仙一さんの名前が出てくるあたりに歴史を感じる反面、金田正一さんの時代には無かったのかと思ってしまいます。
セーブが記録されるようになったころのプロ野球はエース級のピッチャーが抑えに回る場面も多く、その為同点の場面でクローザーが登板する機会も多かったそうです。結果いまのような30〜40セーブ記録するようなこともなかったとういことなんですね。
メジャーリーグのセーブの歴史
1960年に新聞記者が提唱したのがそもそものはじまり。
1959年にパイレーツのロイ・フェイスが救援投手で18勝をあげたがそのうち10勝はリードを守りきれずついた勝利だった
なるほど、先発投手の勝ち星を消してしまっての18勝なワケですね、救援投手での18勝はたしかに見たことないですね。先発でも1年に1人2人といったすごい数字です。
結果、救援投手の評価の指針としてセーブが出来たとうい流れになります。正式に記録として残るようになったのは1969年だそうです。そう考えると日本に1974年導入されたのも早い方かもしれませんね。1回抑えるだけで記録がつくのか?!セーブなんてルール必要か?!という意見もあったそうなんでなかなか評価もされなかったという話もあります。
DeNA山口俊投手はセーブルールを知らなかった?!
山口投手といえば言わずと知れた100セーブ以上を記録しているクローザーです。そんな山口投手が先発に転向し8回3分の1を投げ1失点、試合は5対1、しかしながらランナー1,2塁で降板を告げられました。
その際に「セーブがつかないのになぜ、、」と顔をゆがめました。
ベンチに戻りセーブがつく場面だとしり「仕方がない」と納得したそうです。4点差ではセーブはつかないと思っていたようです。
プロ初完投がかかっていたりで投げたい気持ちが大きかったようですが、セーブがつくとわかると納得するというのもクローザーの気持ちを理解しているからこそだと思います。
今まで何百時間とテレビ中継をみて球場にも足をはこんできましたが、今回調べてみて初めて知った事もあったので、
案外曖昧で分かってない部分ってあるのかもなー
と思います。
もし野球を見ていて疑問に思ったら調べるのが一番ですね。
ルールを知ればより一層楽しめます。