上司に退職おめでとうございますは失礼?定年退職者へのメッセージ例文
社会人生活を送っているといずれ訪れる、お世話になった上司や先輩が定年退職される機会。
そんな時に、お世話になった気持ちを込めて、感謝を伝えたいと思うことがありますよね。
でも、いざメッセージを作ろうとすると、いろいろな疑問が浮かんでくるかと思います。
お世話になった感謝の気持ちを伝えたい以上、相手に違和感を与えるような表現はしたくないし、気持よく退職してもらいたいですよね。
今回は、上司や先輩、目上の人に喜ばれるような贈る言葉を例文を使いご紹介します。
おめでとうございますは失礼?
退職される人へのメッセージを考えている時に、
「退職おめでとうございます」
ん??“おめでとうございます”って表現は正しいのかな??
といった疑問が浮かんだ事があるかもしれませんね。
結論をいうと、「おめでとうございます」という表現は基本的に失礼にはあたりません。
しかし、定年退職で円満退社の場合に使われる事の多い言葉となりますので、それ以外の場面にはあまり使わない方がいいようです。
その他、退職される場面でのメッセージに多く使われるのは「お疲れ様でした」や「お世話になりました」という表現です。こちらは、定年退職や円満退社でない場合でも失礼なく使える言葉とされているので状況に応じて「おめでとうございます」ではなく「お疲れ様でした」や「お世話になりました」という言葉を添えたほうが良いようです。
基本的に、事前にどういった理由で退職をされるのかを把握している場合がほとんどかと思いますので、状況に応じて使い分けましょう。
退職される上司や目上の人へのメッセージ例文
こちらの例文を自分なりに解釈し、言い換えて贈る言葉にして下さい。
それでは、さっそく例文を見てみましょう。
在籍中はいろいろとお世話になりました。ありがとうございました。
これからのご健康とご活躍をお祈りしています。
長年に渡るご指導、本当にありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。
第二の人生を大いに楽しんで下さい。
上司や目上の人とはいっても関係性に応じて、もう少し砕けた言い方でも問題ないでしょう。
あとは具体的なエピソードなどを入れると相手の印象に残り効果的です。
あまり媚びるような言葉にするのは良くないのですが、本心であれば相手に伝わるはずです。
上記のような文章はあくまでも例です。
自分の気持ちなどを加えてアレンジしてみて下さい。
最後に
伝えたいことがあったとしても、いざ文章にしようとすると中々まとまらなかったりしますよね。
でも、長年お世話になった上司です。気持ちさえ伝われば上司も嫌な気分にはならないはずです。一語一句まで完璧な文章を求める必要もないでしょう。
楽しかった思い出や、ミスをカバーしてもらった思い出などがあればそういった事も入れてみましょう。より心に残る温かいメッセージになるはずです。
退職してからはしばらく会う機会も無いかもしれません。「気持ちを伝えられなかったなぁ」といった悔いの残らない言葉を贈りましょう。