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ニホントカゲの飼い方・飼育方法!餌や値段などについて

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友人の家に遊びに行くと「これ息子が捕まえてきたんだぁ」と言いながらトカゲを見せてくれた。

懐かしい・・。

多くの人が幼い頃に捕まえてきた経験があるのでは無いでしょうか?

私も、特別トカゲが取れる環境だったからか、何度も飼育に挑戦しました。

そこで今回は、日本全国に生息しているニホントカゲ(ヒガシニホントカゲ含め)の飼い方についてまとめてみます。

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ニホントカゲの特徴

まずは特徴のご紹介!

  • 全長最大で27cmほど
  • 幼体は尾が青い
  • 幼体は身体が黒や暗褐色で5本の白い縦縞がある
  • オスの成体は派手さが無くなり、褐色、茶褐色の太い縦縞が入る(繁殖期は腹部に赤みを帯びる)
  • メスは幼体の色彩を残したまま成長する事が多い


成体


幼体

幼体とオスの成体で全く違った見た目をしているのが最大の特徴です。

見た事のあるトカゲを思い浮かべると、シッポが青くて色鮮やかなトカゲと、茶褐色で少し地味なトカゲではないでしょうか?多くの場合この2つは同じ種類という事になります。

何故、天敵から狙われやすいであろう幼体時に派手な色をしているのでしょうか?個人的には、毒々しい色で警戒をさせる為と考えているのですが、理由は不明の様です。

多く見かける時期は、夏前頃から真夏にかけてで、冬の間は日当たりのいい地中等で冬眠をしている為、中々見かける事は出来ません。

4,5月に交尾をして、5,6月に産卵。2年〜3年ほどで成体へと成長します。

表面がツルツルしているのも特徴的で、カサカサした表面の場合ニホンカナヘビの可能性が高くなります。

 

ニホントカゲの飼育方法

ニホントカゲは、日本に生息している爬虫類なので飼育環境を整えてあげれば比較的簡単に飼育する事が可能です。

1番気をつけなくてはいけないのが爬虫類なので当然の事ながら体温調節が自分で出来ないという事。上手く飼育出来なかったという経験を持っている人の多くがこの部分を失敗しているのではと思われます。室内で買う場合はその点を注意し、出来れば定期的に外に出し日光浴もさせましょう。

では、必要な物を順番にご紹介します。

 

ゲージ

爬虫類用のゲージも売っていますが、普通の水槽などでも問題はありません。ただ、あまり小さい虫カゴなどではストレスを与えてしまうのである程度のサイズは欲しいところです。

また、日光浴の為に屋外に移動させる機会もありますので、持ち運びしやすい重さの物が理想です。プラスチック製の衣装ケースなどでも飼育可能。

 

紫外線ライト

こちらの商品の様な『爬虫類用の紫外線灯』も多く販売しています。特にずっと室内で爬虫類を飼育する場合には必需品となります。過去に上手く飼育できなかった人もこの対策で大分改善すると思いますよ。

 

床材

捕まえた場合はその土地の落ち葉や土でも問題ありませんが、床材は必ず用意しましょう。

特に冬場は土に潜り冬眠するので深さを最低5cm以上にする必要があります。

 

水入れ

ニホントカゲは頻繁に水を飲むので必ず用意してあげましょう。

 

餌入れ

与えた餌が土の中に潜ってしまわない様に、餌入れを設置しましょう。ピンセットなどで餌をあげる場合は無くても可。

 

ヒーター

冬場に冬眠をさせない場合はヒーターを用意しましょう。冬眠させる場合はなくても可。

 

ニホントカゲの餌は生きた昆虫です。

野生で捕まえてくる事も可能ですが、ペットショップなどでも売っています。

頻度は週3回ほど。餌入れに入れる場合はイモムシなどの飛び回らない虫が理想です。バッタやコウロギなど口に入るサイズであれば基本的に何でも食べますのでピンセットであげて下さい。

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購入する場合

基本的に野生の個体を捕まえてくる事が多く、ペットショップで見かける機会は多くありません。

もし、売っている場合は1,200円前後の価格設定になっている場合が多い様です。

 

まとめ

ニホントカゲは年々、数を減らしていると言われており、野生で見かける機会も減ってきました。特に東京などの都会ではほとんど見かける機会が無いと言われていますね。

数が減ってきて貴重だからという事に限らずですが、生き物は大切に飼うようにしなくてはなりません。

上記でご紹介した設備を揃えれば基本的に飼育が難しい生き物ではないので、飼う機会のある人は是非参考にしてみて下さい。

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