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エアコンの室外機にカバーを付けると節電になる理由と効果とは?

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7月も後半に入り、暑い日が続いております。

先日、エアコンの電気代を抑えるコツを記事にしました。厳密に言うと冷房と除湿の使い分けについてだったのですが、この記事が節電の面で思わぬ反響を呼びました。やっぱり真夏の電気代に皆さん悩んでいるのですね(^_^;)

過去記事:エアコンの冷房,弱冷房除湿,再燃除湿の違い。電気代を節約するには?

そこで今回もエアコンのさらなる節電についてご紹介したいと思います。手間いらずで誰でも簡単に出来る方法なので是非試してみて下さい。

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室外機にカバーを付けると冷房効率が良くなる!

意外に知られていない事なのですが室外機にカバーを付けるだけでかなりの節電効果が得られます。

知らない人には「都市伝説でしょ?」と言われてしまいそうなのですが、本当に効果があるのです。実際、各社から多種多様の室外機カバーが発売しています。


エアコン室外機用カバー I-235


エアコン室外機の日よけパネル SX-010

価格は1,000円しない商品から3,000円ほどの商品まで様々なタイプが存在します。ただ、構造は至ってシンプルなのでハンドメンドでも作れそうですね。日除けになって吹き出し口を塞いでしまう心配が無ければ問題なさそうです。

では、何故、日除けをつけるだけで節電に繋がるのでしょうか?

理由は、エアコンが部屋の温度を調節する仕組みに関係しています。

室内機と室外機はパイプによって繋がっていますが、そのパイプの中に冷媒(れいばい)という物質が入っています。この冷媒と呼ばれる物質はとても熱が伝わりやすく、この熱が伝わりやすい構造を使い冷媒に熱だけを乗せて外に排出をしているのです。室内の暑い空気を外に排出しているのでは無く、あくまでも『熱』だけを外に運びだす事により部屋が冷えるのです。

問題は、その排出された熱が圧縮機を通り、とても高温になってしまうという事。

エアコンの室外機の前を通るとブワッとした熱風が出ていますね。あの熱風は冷媒によって運びだされた熱を冷やす為に回っているプロペラによって排出されています。

エアコンは室内機の事を指す言葉になっていますが、室外機も重要な役割を果たしています。しかし、この室外機が直射日光の熱に晒されていたらどうだろう?

熱をせっせと排出し冷却しなきゃいけないのでその効率が落ちてしまったら部屋を冷やす効率も落ちてしまい、必然的に電気代が高くなるという事に繋がってしまいます。

暖房に関しても同じで、カバーによって雪から室外機を守ると暖房効率が上がり電気代の節約へと繋がります。

 

室外機から節電をするコツ

室外機が重要な役割を果たしているのはお分かり頂けたかと思います。では、節電に繋がる具体策を見てみましょう。先ほどのカバー以外にも節電に繋がる方法があります。

定期的に掃除をする

室外機の空気循環は、裏面から空気を吸い込み正面から空気を排出するシンプルな構造となっています。

しかし、空気の流れが激しい為、ホコリ等もこびり付きすぐに汚れが溜まってしまいます。冷却の効率を上げるには空気の流れがいい状態を保つ事も重要です。1年に1回は室外機の掃除をしましょう。室内機ほど手間では無く簡単です。

近くに物を置かない

熱を溜め込まない様に、出来るだけ物を周りに置かないようにしましょう。特に裏面は30cm以上離すのが望ましいとされています。

カバー

今回の記事の本題であるカバーの設置も重要です。設置費用も長い目でみれば節電によって回収できるかと思いますので買って損はないかと思いますよ。

ちなみにこちらが1番人気。レビューもいいので興味のある方は見てみて下さい。

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まとめ

多くのご家庭で1年を通して夏が一番電気代のかかるシーズンでは無いでしょうか?

  • カバーを付ける
  • 物を置かない
  • 掃除をする

カバーは設置するだけ、物が置いてあればどけるだけ、掃除は年に1回だけ、たったコレだけで節電に繋がります。

節電をする事により、お財布の面でも快適な夏を過ごしたい所ですね。

前回の記事も好評でした。それだけ、皆さん節電に興味があると言う事でしょう。

エアコンの冷房,弱冷房除湿,再燃除湿の違い。電気代を節約するには?

 

 - 家電, 節約