子供の虫歯を防ぐ方法。虫歯になる原因を知り予防しよう!
娘の歯がだいぶ生え揃ってきました。全体の7割ほどが生えたあたりですが、親としては成長を感じるものですね。
しかし、歯が生えてくると『虫歯予防』が気になってきます。
歯磨きも虫歯予防の一環ですが歯磨きだけでは「これで大丈夫かな??」と不安になってしまう事が多々あるかと思います。
前回、ブリアンの記事を書いて「これで大丈夫かな??」という神経質になる部分から開放されたという話をしましたが、今回は虫歯の原因や予防など、もっと根本的な部分について考えてみたいと思います。
虫歯の原因
まずは、虫歯の原因について見てみましょう。
原因は大きく分けると5種類。
歯磨きを上手くできていない
一番分かりやすい原因ですが、歯磨きをしっかり出来ていないと虫歯に繋がります。
歯磨き不足で歯に歯垢が残ってしまうと、食事の度に虫歯菌が大量に酸を出してしまい虫歯に繋がってしまいます。本来、虫歯菌の酸は唾液によって中和されますが、唾液が追いつかないほど酸が大量に出てしまい中和できない状況になってしまうのです。
唾液が弱い・少ない
先程の項目でもありましたが、唾液は酸を中和する役割があります。
酸の中和は虫歯予防において重要な役割を果たしますが、唾液の力には強い人と弱い人、そして分泌量の多い人と少ない人が居ます。
そして、弱い人は強い人に比べ、少ない人は多い人に比べ圧倒的に虫歯になりやすい体質という事になります。歯を磨いても虫歯になる人や、磨かなくても虫歯にならない人が居ますが、こういった口内環境の差も大きく影響しています。
※解決方法は後ほどご紹介します。
歯の質の違い
虫歯になりずらい人と、なりやすい人の差には歯の強さの違いも関係しています。歯が強い人も居れば弱い人も居るのです。
そして、乳歯は永久歯に比べ弱い歯となります。言い換えると乳歯は虫歯になりやすい歯なのです。
しかし、乳歯は虫歯になりやすいから虫歯があっても仕方ないと妥協してはいけません。虫歯菌の繁殖しやすい環境を作ってしまうと永久歯にまで影響を与える口内環境となってしまいます。
食べ方
食べ方も口内環境に大きな影響を与えます。
食べ物を食べてから20〜30分程は口内が酸性になり虫歯に適した環境となります。
子供がグズるとお菓子などで機嫌を取ってしまいがちですが、食事や間食の頻度が増えるほど口内が酸性になっている時間が長くなり虫歯になりやすくなってしまいます。
食事時間もダラダラと長くなってしまいがちですが、適度な時間で食べた方が酸性の時間は短くなるという事になります。
虫歯になりやすい食べ物
糖分は虫歯になりやすい・・、このイメージは多くの方が持っているかと思います。
理由は、口内で糖分と虫歯菌が結びつき歯垢となり、歯垢から酸が出て歯を溶かし虫歯に繋がってしまうからです。
その為、糖分の入ったお菓子や飲料は虫歯に繋がりやすいという事になります。
とはいっても、虫歯菌や唾液の質によっては虫歯にならないので必ずしも「糖分は虫歯の原因!」と決めつける事はないのですが。
虫歯を防ぐ方法
虫歯になる原因は以上の通りでした。もちろん、細かく挙げればもっと原因があるかと思いますが、原因の大部分を把握しておくだけで対策は取りやすくなります。
では続いて、虫歯を防ぐ方法です。
食後は水やお茶を飲む
食後は20〜30分ほど酸性になりますが、この酸性は虫歯になりやすい状態。
その為、食後は口の中を中和する意味でも糖分の入っていない水やお茶を飲ませるようにしましょう。
歯がすぐに磨ける環境であっても、水やお茶で口の中を中和する事をおすすめします。
甘いお菓子を避ける
多くのお菓子に糖分が入っていますが、できるだけ糖分が入っているお菓子を避ける事が無難です。
口内環境次第では糖分が必ずしも虫歯に繋がるとは限りませんが、口内環境はなかなか把握できません。
また、口の中に長く留まるお菓子も口内が酸性になる時間が長くなり虫歯の原因となってしまいます。
キシリトールを摂る
唾液を出し口内環境を整えるのに有効なのはキシリトールです。
食事の後や間食の後にキシリトールタブレットをあげてみてはいかがでしょうか。
特に、唾液の力が弱い場合や分泌量が少ない場合には有効です。
ブリアン
前回の記事でご紹介しましたが、根本的に虫歯菌を減らす方法として『ブリアン』をおすすめします。
虫歯菌は、親など周囲からうつるとされていますが、現状として防ぎきれませんよね(^_^;)先日も目を離した隙に私の飲みかけのジュースを口にしていました。。
ブリアンには、うつってしまった虫歯菌を減らす働きがあります。
これを使ってから「虫歯になったらどうしよう!!」という精神的負担が無くなりました。
参考までに前回の記事をどうぞ。
子供の虫歯菌を減らす方法。ブリアンは効かない?口コミや実体験
まとめ
虫歯菌を子供にうつしてはダメ!と言われるようになり多くの親が実践していると思いますが中々完璧には防ぎきれません。
多分、多くの子供には虫歯菌がうつってしまっているでしょう。
大切なのは、総合的に考えて虫歯のリスクを減らしてあげる事だと思います。
今回の記事でご紹介した原因や対策もその一環だと思いますので、実践できる事から始めてみましょう。