赤ちゃんの首や耳の後ろから異臭!シワがただれや垢、臭いの原因に
かれこれ半年ほど前の話になりますが、娘を抱っこしていると首からなんとも言えない臭いが・・。
抱っこするのはいつも通りな訳ですが、突如、異臭が発生していました。
な、なんだこの臭いは!
近くに居た妻にも臭いを確認してもらい、思わず二人で目を見合わせてしまいました。
「これは、確かに臭いね・・」
よくよく見ると首のシワの隙間が赤く少しただれて白い物体が溜まった状態に。
状況にもよりますが拭き取らない方がいい
首のシワに白い物体が溜まっていると「これが臭いの原因かー。拭きとってあげよう」と考えるのが普通かと思います。
でも、この状態は要注意!
白い物体は、シワの隙間が通気性もなく蒸れた状態で、なおかつ首を動かす事によって擦れて発生した垢です。
蒸れた状態で擦れて発生しているので皮膚が削れた状態。想像以上にシワの隙間の肌は薄く弱っています。
実際、軽く優しく拭いたつもりでしたが、血が出てしまいました。ほんの少しの出血ですが子供の首から血が出るのはゾッとします。本当にゾッとします・・。
白い物体が臭いの原因の1つとなっている事は間違いないかと思いますが、即座に拭き取るのは控えた方がいいでしょう。
友人にこの話をしたら「うちの息子もその経験あるよ。血が出ちゃった」と話していたので娘の肌が特別弱っていた訳ではなく、赤ちゃんがこの症状になった場合は誰でも血が出るリスクがある状態かと思われます。
シワは通気性が悪く雑菌だらけ
さすがに心配になり病院に連れて行きましたが、臭いはシワの部分の通気性が悪いために発生した雑菌が発している、と診断されました。
ちなみに血はやはり皮膚が弱っているのが原因との事。
臭いは、生乾きにアンモニアを混ぜたような臭い。想像しただけで悪臭ですよね(^_^;)こんな臭いが赤ちゃんの首から発生していたのです。あの可愛い姿からは想像もできません!!
多分、臭いが発生しているというだけでは薬は処方されなかったと思いますが、『ただれ』の症状も少し出ていたのでただれ用の薬も処方される事に。
薬は状況によって変わってくるかと思いますが、娘に処方されたのは非ステロイドの亜鉛華単軟膏という塗り薬でした。
調べてみると、赤ちゃんに多く処方される薬であせもやオムツかぶれなどの『かぶれ、炎症、ただれ』といった症状を抑える効果が得られるようです。
医者に言われた改善策
薬で治ってもこれまで通りにしていては再び『ただれ』の症状を起こしてしまいます。
そこで、お医者さんが3つのアドバイスをしてくれました。
しっかり洗う
もちろん、これまでもしっかりと洗っていましたが、しっかり泡立てて、しっかりとシワを広げて優しく洗うというのがポイントのようです。
菌や汚れ、垢をしっかりと洗い流すという事です。
しっかり拭く
お風呂上がりにタオルで体を拭く際、シワの隙間もしっかり拭きとって水分を無くすのが重要。
お風呂上がりに体を拭く作業は私が担当していましたが、正直、シワの隙間までは拭いていませんでした。すまない・・・娘・・。
汗を小まめに拭く
赤ちゃんは大量の汗をかきますが、小まめに拭きとってあげる事により雑菌の繁殖を防ぐ効果があります。
何かを塗るといった動作より、まずはこれらの事を試して様子を見て欲しいとの事。娘の場合、軽いただれの症状が出ていましたので薬が処方されましたが。
耳の裏も異臭の原因に
首の臭いやただれに関しては、改善策や薬を使う事により解決しました。
しかし、娘を抱っこすると少し臭いが・・。
ん・・、なんでだ??と、首の臭いをかいでも首が原因ではなさそう。
そして、臭いを辿って原因を探すと、耳の裏から異臭が(^_^;)
全身洗っていたつもりが、洗えてない部分が多々あったようです。娘よ本当にごめんなさいm(__)m
耳の後ろに関してはただれの症状も無かった為、しっかり洗ってしっかり拭くという作業で解決していきました。
ただし、耳の後ろにもただれの症状が出てしまった場合は医者に相談した方がいいでしょう。亜鉛華単軟膏が耳の後ろに使えるかは知りませんが、医者の処方だけの事はあり効果テキメンで首のただれの症状に効きましたので。
まとめ
赤ちゃんは首だけではなく、腕や足など全身に大人にはないシワが有ります。
その為、この症状は首だけでなく全身に起こりえます。
お風呂に入れる際は、全身のシワの間を洗ってあげてしっかりと拭き取るようにしましょう。月齢が進むと自然にシワもなくなりこのようなリスクも無くなっていきます。
ちなみに、娘は塗り薬で治した後、改善策をしっかり実行して生活した結果、臭いが再び発生する事はありませんでした。
できる事なら薬を使わずに生活させてあげたい所です。
赤ちゃんの首の臭いや赤みがかった症状で悩んでいる方、まずは改善策を試してみて下さい。