子供は刺身(お寿司)をいつから食べていい?年齢は何歳から?
離乳食は1歳を超えたあたりから徐々に終わる準備を始めて、1歳半頃には卒業となりますが、『刺身』は何歳頃から食べていいのでしょうか?
子供の食事には様々な疑問が浮かびますね。刺身を食べさせるタイミングについてもその1つかと思います。
我が家でも1歳半になりかけの娘が居ますが、回転寿司などに行ってもタマゴや納豆といった刺身以外のお寿司を食べさせるようにしています。
しかし、いずれは食べるようになるのです。いったい何歳頃から食べさせていいのでしょうか?子育て本などを何冊も読み調べてきましたのでシェアしたいと思います。
何歳から刺身を食べれる?
何歳から刺身を食べていいのか・・。
私としても『何歳』という結論が欲しいところではありますが、特に何歳と断言できる要素がないようです。
というのも、子供が大人と同等の免疫力になるのは12歳頃とされています。それまでの間は大人より食中毒などになりやすく免疫の弱い状態という事になります。確かに、大人に比べて小学生ぐらいまでは風邪も頻繁にひきますよね。それだけ免疫が弱いのでしょう。
その為、究極を言うと12歳までは刺身を控えた方がいいという事にもなります。しかし、12歳と言えば小学6年生。それまで刺身が食べられない生活は考えられません。
そこで、子育て本それぞれの意見を見てみると、
- 2歳頃からOK
- 3〜4歳で食べさせてOK
- 7〜8歳からOK
と、いった意見があります。
正直、子育て本に関しても『平均してこれぐらいの年齢』といった結論が得られないほどにバラつきがあります。
早ければ2歳、遅い意見では8歳。全く違った年齢ですね。多い意見なのは2〜4歳頃のようです。
医者に聞いても「2歳頃から食べる場合もあるけど、様子を見ながら・・」と少し曖昧な返答を頂きました。多分、医者によっても見解が分かれるのでしょう。
以上の事から、刺身を食べていい年齢は様々な意見があり見解が異なるので親が様子を見ながらタイミングを考え少量づつ与えるのがベストかと思われます。少し曖昧ですが、専門家の意見もバラバラなので『何歳』という結論を導き出すのは難しいと考えられます。
もし、少量を食べさせて下痢やアレルギー症状となった場合は医者に行きましょう。そのような症状がない場合は徐々に量を増やして問題ありません。
なぜ、そこまで刺身に慎重なのか?
大人と同等の免疫力となるのは12歳です。
その為、それまでは食中毒になりやすいだけではなく重篤化もしやすい状態です。このようなリスクもある為、7〜8歳と保守的な意見も中にはあるのかもしれません。
消化器官に関しても1歳半頃までは、タンパク質の消化能力も低いとされていますので刺身を消化できない可能性もあります。『1歳半頃』と少し曖昧ですので少なくとも2歳頃までは少量であっても刺身を食べさせないほうがいいでしょう。
実際の子育て世代の意見
子育てをしている友人の意見やネット上の意見をまとめると、3〜4歳という意見が最も多いようです。
2歳では少し早いし抵抗があるという意見が多数あり3〜4歳でデビューさせる事が多くなっています。
しかし、中には2歳になる前には食べさせていたという人も居ます。
ただ、子供が食中毒になったという友人はいませんでした。年齢に関しては、やはり『何歳』という決まりはなく親の判断で食べさせているようです。
食中毒になりやすい魚介類
刺身の種類には様々なものがありますが、中には食中毒になりやすい種類があります。
【食中毒になりやすい魚介類】
- カニ
- エビ
- 生牡蠣
- マグロ
- 二枚貝
- サバ
- イワシ
- サンマ
などです。また甲殻類に関してはアレルギーのリスクもあります。
これらの食材は様子を見ながら刺身デビュー後もしばらく控えた方がいいかもしれません。
また、歯ごたえのあるタコや貝、小骨のあるアジやイワシではなく、柔らかいブリなどの方が適した刺身と言えるでしょう。
まとめ
刺身を食べていい年齢には様々な意見がありました。
しかし、子育て本や子育て世代の意見で最も多いのは3〜4歳あたりです。おそらく娘もこの年齢で徐々にデビューさせるかと思います。
2歳前でも回転寿司に連れて行く機会はありますね。ついつい刺身をあげてしまいそうになりますが2歳前は控えた方がいいでしょう。食中毒になってもお店の責任だけでなく親の責任も問われます。
種類に関しても、1種類づつ増やした方がアレルギーの特定がしやすくリスクを減らす事ができるでしょう。