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【まとめ】急性胃腸炎に効く食べ物や飲み物

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前回に引き続き『急性胃腸炎』についてまとめます。

今回は“急性胃腸炎になった時に効果的な食べ物や飲み物について”です。

急性胃腸炎は、

  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発熱
  • 倦怠感

などを強く感じる辛い病気です。

5日程で完治する場合がほとんどですが、胃の病気だけに最初のうちはほとんど食べ物を受け付けないかもしれません。

しかし、5日間まったく食べない生活はできませんので徐々に食事を摂る形となるのですが、ただ何でも口に入れればいいという訳ではなく、胃腸に優しい食事を心がける必要があります。

弱った胃腸をいたわる食事を心がける事により早期に回復していくのです。

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急性胃腸炎に効果的な食事

急性胃腸炎の症状が重く何も受け付けない時は、胃腸を休ませる為に無理に食事を摂る必要はありません。

無理をして嘔吐を繰り返してしまっても体力を失い胃腸にも負担となってしまいます。

個人差が大きいので一概には言えませんが、症状が出始めてから2日程はこういった時間を過ごす可能性が高いでしょう。

家族が急性胃腸炎にかかった場合も無理に食事を摂らせる必要はありません。「食事を摂らなきゃ」という意識が働き負担がかかってしまいます。

徐々に回復し始めたら食事が摂れるようになりますが、胃腸は想像以上に弱っているので少量ずつ食べる事が重要です。普段の食事の3分の1以下の量から始める事をおすすめします。

【胃腸炎におすすめの食べ物】

  • おかゆ
  • 柔らかいうどん
  • 柔らかいパン
  • すりおろしリンゴ
  • 野菜のスープ
  • 白身魚
  • 湯豆腐など豆腐料理
  • タマゴ料理
  • バナナ
  • ゼリー

調理方法としては、

  • 出来るだけ柔らかく
  • 出来るだけ火を通す
  • 出来るだけ細かく切る

といった事が重要で、弱った胃腸でも消化しやすいように作りましょう。分かりやすく病人食のような内容です。

胃腸の回復と共に、通常に近い調理方法に戻していき、量も徐々に通常に近い量に戻していきます。

多くの場合、5日後には回復しますので、それまでの間のリハビリだと思いお肉や歯ごたえのある消化に悪い食べ物を我慢するようにしましょう。

 

急性胃腸炎に効果的な飲み物

先程も少し触れましたが、急性胃腸炎では嘔吐を繰り返してしまうので症状が重い場合は食事が摂れません。また、下痢を繰り返してしまうので体の水分は想像以上に失っています。

その為、小まめに水分補給をする事は脱水症状を抑える大切な役割を果たします。ただし、多く飲み過ぎても体が拒絶をして嘔吐してしまうので小量ずつ摂取する事を心がける事も重要です。

同じ100mlを摂取するとしても、一度に飲んでしまうのではなく5回程に分けて飲みましょう。そうすれば多くの場合、嘔吐する事無く飲みきれるかと思います。

【胃腸炎におすすめの飲み物】

  • スポーツドリンク
  • りんごジュース
  • ももジュース

水以外の物を受け付けない場合は水でも脱水症状の防止には繋がります。頼れる人が居ない場合や自分で買いに行く元気がない場合も水道水などで水分は摂取するように心がけましょう。

スポーツドリンクはストレートに飲んでしまうと刺激が強いので薄めて飲むと水に近い感覚で飲めるかもしれません。

栄養補給をする意味でも果物のジュースは大きな役割を果たしてくれます。ただし、柑橘系のジュースは刺激が強いので控えるようにしましょう。おすすめは、りんごももの2種類です。

また、温度に関しても冷たい状態で飲むのは控えましょう。冷たいと胃に負担をかけてしまい嘔吐や胃腸炎の症状が長引いてしまう結果となってしまいます。

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辛い場合は病院へ

急性胃腸炎の多くは自己治癒によって完治します。しかし、重症化してしまうケースが全くない訳ではありません。

症状の重い場合は迷わず病院へ行くようにしましょう。

水分を全く受け付けない場合は点滴を受けるなどの処置が必要となります。

場合によっては入院するケースもあります。

入院費用や入院期間についてはこちら⇒【チェック!】急性胃腸炎の入院費用や期間。保険は効く?

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