スライディングで姜正浩怪我 日本人もメジャー内野手は厳しい?
ピッツバーグ・パイレーツ対シカゴ・カブス戦で、併殺を阻止しようとしたスライディングによりパイレーツの韓国人遊撃手・姜正浩が今季絶望の大ケガを負った。
やっぱりアジア人選手にメジャーの内野手は厳しい??
正直この映像を見て、
またか、、
と思ってしまいました。
アジアの選手がメジャーに行くとかなりの確率でなっているような。
このプレーによって姜正浩選手は左膝に靱帯断裂や骨折の大怪我を負い全治6ヶ月〜8ヶ月とされています。
8ヶ月なら来年の開幕には間に合わないですし、6ヶ月でも開幕には準備不足となるでしょうし、アジア選手としては珍しく内野手として成功といっていい成績を収めていただけに国は違えど少し残念です。
ちなみに今回怪我をさせるスライディングをした選手は2009年に岩村にもスライディングで怪我を負わせています。でもアジアの選手だから強く当たっているという訳ではないでしょう。併殺崩しの為に日本のプロ野球ではあり得ないくらいの激しいプレーをメジャーではよく見かけます。
今回のプレーにもアメリカでは、汚いプレーではないと擁護する声も大きくあるようです。ダイナミックさあってのメジャーという意識が強いのでしょう。
でも日本人の感覚からしてみれば、、
改めて画像を見てみましょう。
思いっきり足にいってる。
となってしまいます。
日本ではまず見ないプレーですよね。
併殺崩しに行く以上、人目掛けてスライディングをしているんですよね。それは間違いないんです。日本でも併殺崩しは狙いにいきますので、人を狙ったスライディングをしています。でも実際には当たらないように遠慮したスライディングをしています。
メジャーでは遠慮をしない選手が多くて、危ないプレーに対して内野手がジャンプをして避ける光景をよく見かけます。まぁその内野手のプレーがかっこよかったりもするのですが。
アメリカで野球を学んだ選手が日本のプロ野球に来ると、接触するプレーがほとんど無いことに驚くといいますから根本的に考えが違うのでしょう。
郷に入れば郷に従えという事になります。アジアの選手のやり方には合わせてくれません。今回のプレーはさすがにどうかと思う部分ありますが。
アジア人がメジャーで内野手として、なかなか成功を収められない大きな要因としダイナミックなプレーに対応できずに怪我をしてしまうというのが上げられます。
岩村選手に、西岡選手に、そして今回の姜正浩選手。そして大きな怪我をするとその後の成績が下る可能性が高いんですよね。姜正浩選手も少し心配です。
ちなみに韓国の野球も日本と同じ様に、接触プレーは少ないんだそうです。だからこそ対応出来なかったのかもしれません。
日本人選手がメジャーで経験した激しいプレーの画像を見てみると、
写真だけを見てみると、上の画像はプロレスの様な状態、下の画像はベースに向かう気を感じませんよね。
でもこれくらい日常なんです。スライディングした側も特にバッシングを受けるような事もありません。メジャーでは“有り”とされているプレーなんです。
これぞメジャーという接触シーンを。
日本人の西岡選手の骨折シーンを。
日本ではあり得ないのかもしれませんが、メジャーではジャンプで避けれるシーンなのかもしれません。もちろん西岡選手には不運でしたが。
まとめ
今回の件で議論も勃発している様ですが、恐らくメジャーのプレースタイルは変わらないかと思います。ダイナミックな激しいプレーを観客も求めているので。
でもベースのライン上から露骨にそれたスライディングはどうなんですかね?あくまでもルールの中で激しいプレーを見たいものですが。
現状としては、日本人の内野手が今後メジャーで成功する為にはこの激しいプレーに対応出来る事が絶対条件なのでしょう。