Amazonプライムビデオはお得!ラインナップ、家族会員は?
ついに始まった『プライム・ビデオ』
9月下旬スタートとされていたAmazon『プライム・ビデオ』がついに始まりました。
楽しみにされていた方も多いのではないでしょうか?
『Amazonプライム』の会員であれば見放題といったサービス内容になっています。
以前の記事
Amazonファミリーはお得?実は年会費無料でお得なんです。
にも書きましたが『Amazonファミリー』に加入している関係で『Amazonプライム』にも入っているので、さっそく『プライム・ビデオ』を試してみました。
レビューをいろいろ書いてみたいと思います。
にしても、最初から必要として『Amazonプライム』に入っていた人は、いきなり動画見放題もプラスされた訳だからあまりにも強烈なサービスとなりますね。私も最初から『Amazonプライム』に入っていた訳ですからお得でしかないのです。
冷静に考えたらすごいですよね。
さすがはAmazonさん、大胆です。
他社の動画サービスと価格を比較
プライムビデオをみてまず思うのが圧倒的な価格の安さ。
年間費なんと3900円!もちろん『プライムビデオ』を目的に加入をしたとしても『Amazonプライム』のサービスも受けられる訳だからAmazonを元々利用していた人はさらにお得な状態となります。お急ぎ便なんかも出来るようになる訳ですから。
年会費を一ヶ月あたりに換算すると325円という驚異的な価格となっており他社の動画配信サービスと比べても、
- hulu月額933円
- Netflix 月額650円(安いプラン)
- U-NEXT 月額1990円
- D-TV月額500円
圧倒的に『プライム・ビデオ』が安いということになります。この金額の差で1年払うと、
- hulu年額11196円
- Netflix 年額7800円
- U-NEXT 年額23880円
- D-TV年額6000円
そしてAmazon『プライム・ビデオ』は3900円となるので、価格だけで比べると他社を圧倒した内容となっています。これだけ見ると他のVODサービスが霞んで見えてしまいますね。
なぜここまで安く出来るのだろう?
権利関係って意外にそんなにしないのだろうか??
他の会社は利益率いいのかな??
と疑いたくなってしまう価格です。
ちなみにアメリカで『Amazonプライム』は99ドル、日本円で12000円前後。日本では相当安くしているので、かなり有り難い。
後々、極端な値上がりなんてことも恐らくないでしょう。
気になる配信コンテンツのナインナップは?
もちろん価格だけが魅力でも誰もお金は払いませんよね。
問題は中身な訳です。配信コンテンツのラインナップがともなっていなくては意味がありません。
で、さっそく何か映画を見てみようといろいろと探してみたのですが、なかなかいいタイトルには巡り会えませんでした(笑)
マイナーな作品が多いかなという印象。
魅力に感じたのが海外ドラマあたりでしょうか、『24』や『プリズン・ブレイク』『BONES』あたりが見れるのが魅力的『24』シリーズは興味を持ちつつ見ていなかったので『24』を全部見るだけでも3900円以上の価値はありそう。
ちなみに『24』は字幕版と吹き替え版、両方用意されていたが『プリズン・ブレイク』は字幕のみとなっています。そういった事も多々あるようです。
『24』を見だしたらキリが無さそうだったので、今回試しに見たのは『孤独のグルメ』。
再生した感じ、重い感じもなくスムーズに再生できました。重いとそれだけで嫌になってしまいそうなもの。手軽に再生できたのは魅力的です。
ちなみに『AKB48』のラインナップが充実しているようなのでファンには魅力なのかも。
残念ながら家族会員は見れません。
さすがにそこまで大盤振る舞いは出来ないのでしょう。
映画等、なかなかいいのに巡り会えないのは、日本のVODサービス全てに言えること。日本は映画の権利関係がややこしいのでしょうね。海外のVOD市場に比べるとまだまだといった印象。現状だとどのVODサービスを利用しても映画のラインナップには不満が残ります。
これはAmazonだけに言える問題ではないのでこれからの改善に期待ですね。参入する会社が増えれば増えるほど改善もされていく事でしょう。
さらに盛り上がるVODサービス
9月2日にはVODサービスの『Netflix』も日本参入を果たしたばかりです。Netflixは世界中に6500万人もの会員を抱えるまさに業界最王手の存在です。
Amazonの方が後で参入をし、なおかつ価格も圧倒的に安く設定されています。ここで価格競争が起きるのは怖い所。
価格で競争をし始めると内容が付いてこなくなりそうなので、価格ではなく内容で競争してもらえればユーザーにとってより充実した魅力あるサービスになっていくことでしょう。
まとめ
月額325円で充実したラインナップになったらこの上ない魅力的なサービスとなりますね。
Amazonの場合は私のように『プライムビデオ』が目的でない人が『Amazonプライム』のサービスを魅力に感じ加入している人がいるので、動画配信がなくても魅力的という強みがあります。『プライムビデオ』は『Amazonプライム』の会員になるか迷っている人の後押しにもなりますし、VODサービスに興味を持っていた人にとっても「Amazonでの買い物でも便利だし」と会員になる後押しになります。もともと魅力的だったサービスに動画配信が足されたので下手したら独壇場になるかもしれませんね。他社はコンテンツをとにかく増やす作業と、独自のサービスを見出していくことになるでしょう。
VOD業界はまさに戦国時代に突入をしたといっていい状態です。この先、何社かは淘汰されてしまう可能性もありますが、ユーザーにとって魅力的なサービスとして残ってもらいたい所。
いずれテレビより、VODサービスの方がよく見られる時代がくるかもしれませんね。ゲオやTSUTAYAのレンタルDVD、スカパーなども次の一手を考えなくてはならない時代が来ているのかもしれません。